
アニバーサリー永遠亭
- 稀有度
- 类型
兰- 画师
- 湯浅 彬
- 获取方式
- 限时活动
绘卷面板
| 属性 | 初始 | 每级 | 满级+10 |
|---|---|---|---|
| 阳攻 | 50 | +7 | 120 |
| 阳防 | 10 | +5 | 60 |
绘卷特性
装備スペカの月属性の威力を20%アップ (1T)
装備スペカの日属性の威力を20%アップ (1T)
装備スペカの木属性の威力を20%アップ (1T)
装備スペカの月属性の威力を35%アップ (1T)
装備スペカの日属性の威力を35%アップ (1T)
装備スペカの木属性の威力を35%アップ (1T)
解说
迷いの竹林の奥深く。 誰も寄り付かぬ、そして寄りつけぬ屋敷。 けれど、その屋敷の名は、 幻想郷の誰もが知っている。 永遠亭。 名前と存在ばかりが知られている、 その屋敷には、様々な噂話が流れている。 曰く、兎が庭を埋め尽くすほどいるとか。 曰く、全てを知る薬師がいるとか。 曰く、永遠に飽きたお姫様がいるとか。 全ては曰く。 だから、きっとこれから語られるお話も、 曰く、だったりする。
それは私の思い付きだった。 永遠に生きるからこそ、 日付の感覚は……ぶっちゃけない。 だから思い付きだし、偶然。 なんとなく暖かくなってきて。 なんとなく永遠亭の周りに、緑が増えて。 じゃあ外に出てみようとして。 理由は、強いて言うならそれくらい。 だから、一言放ってみたのだ。 「ねぇ、月が綺麗だと思わない?」 だって、この美しさを共有しないのは、 ちょっと罪だと、そう思ったのだ。
月が綺麗。 地上の兎は、姫の言葉を聞いて納得した。 それは確かにその通り。 見上げてみれば、 いつもより少し小さな満月。 確か人里では今、祭りを開かれていると、 もうひとりの兎が言っていた。 どんな祭りの内容かは聞いていない。 別に人の行いに興味はない。 けれど、『祭り』と『姫の一言』が、 自分の中でつながった。 竹林の中をくまなく探してみれば、 まだ青々とはしているものの、 『それっぽい』野草が生えている。 だから、一言提案してみたのだ。 「お月見しよっか!」 だって、せっかく綺麗な満月なのに、 何もせずただ眺めるなんてのは、 ちょっと罪だと、そう思ったのだ。
姫と兎が何か準備をしているのを、 薬師はなんとなく察していた。 何故コソコソとしているのだろう。 別に、何をしようにも。 私が姫を怒ることなんてないというのに。 ふむ、仲間に入れて……なんて、 柄にもないことを言ってみようか。 流石にふたりも面食らってしまうか。 なんてことを考える。 ただ、同時にこうも考えてみる。 そういった、『秘密のやり取り』が 楽しい時分もあったのではなかろうか。 少し、柄にもない提案が脳裏を掠める。 けれど、今日くらいは構わないだろう。 だから、一言要求をしてみたのだ。 「私も仲間に入れてくれないかしら?」 だって、そもそも私と姫は一心同体。 それなのに、今日という日だけ、 仲間外れにされるなんて、 ちょっと罪だと、そう思ったのだ。
兎は、薬籠を下ろしながら、 ほっと一息ついていた。 ここ数日、人里では祭りが行われている。 何の祭りなのかしら、と気になりつつも、 まずは自分の役目を果たさなければと、 走り回っていたら、 いつしか夜になっていた。 空には満月。 元々私がいた、故郷。 郷愁なんてない。けれど、 逃げ出してきたはずの場所なのに、 外から見ると綺麗と、 そう思えてしまうのは、 幾分時が経ったからだろうか。 こういう時、地上ではお月見と言って、 団子を食べたりするらしい。 季節はちょっと違うけれど、 夜食にでも食べてみようかしら、と そう考えていた。 けれど、その前に薬の在庫を確かめないと。 それに、新しい薬を欲しがる客もいた。 自分の役目はこの屋敷内では、 末端のはずだけど、これで中々に忙しい。 だから、一言漏れてしまったのだ。 「あーあ、お団子食べたいなぁ」 だって、それほどにくたびれていた。 それに何やら庭が騒がしい。 少しだけ楽しそうで、 行ったら行ったで面倒くさそう。 けれど……そんな騒ぎに参加せず、 ひっそりとこの夜を終えるなんて、 ちょっと罪だと、そう思ったのだ。